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飯羽中切電車道まつり盛大に開催

  7月25日、岩村町で行われる夏のイベントのトップを切って、同町飯羽間中切地区の通称「電車道」沿線にある高齢者福祉施設「くわのみ」の広場と中庭で、「2015飯羽中切電車道まつり」が開催されました。(主催:飯羽中切電車道発展会)
 県内初の私鉄である岩村電気軌道(1906-1935年)が走った電車道沿線の同地区は、県道久保原線のバイパス工事に伴い、住宅地内の市道を迂回路として、朝夕の通勤通学時に猛スピードで通り過ぎる車が後を絶たちませんでした。その状況を危惧した住民有志らが「飯羽中切電車道発展会」を結成して、交通安全や地域の活性化を目指して2年ほど前より活動をはじめ、夏祭りを開催してきました。
 会場となった「くわのみ」デイサービス前の中庭には、今年5月に完成したばかりの手作り石窯があり、地域の子ども会の親子約50名が焼きたて石窯ピザを楽しみました。また、施設内の地域交流室では、東野在住の桐山智子さんによる落語会が開催されるなど、老若男女が楽しめるイベントを多種多様に開催しました。
 夕刻からは、同施設内のグループホーム入居者と職員による駄菓子屋などの飲食物の出店、名古屋在住の小学生演歌歌手 東(あずま)亜樹ちゃんによる演歌ショー、地元住民らによる芸能アトラクションや大抽選会、線香花火大会など、盛りだくさんな内容で、地元住民を中心とした参加者約300名は夏の夜の楽しいひと時を過ごしました。
 岩村町は、これからの季節、夏祭り大変装行列、盆踊り、ザ・縁日、薪能など、イベントが盛りだくさん。皆様のお越しをお待ちしています。

 

(地域の有志で運営された手作りの夏祭り)



(「じいばあ駄菓子屋」に子ども達も大喜び)

(熱演する小学生演歌歌手 東亜樹ちゃん)

(手作り石窯制作者奥野公敏さんと岐阜大学医学部の学生さん)

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