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【報告】いわむら夏の陣 ~岩村城のこれからへ、いざ出陣!~

8月29日(金)、岩村町富田地区「茅の宿とみだ」で、「岩村城跡」の今後の魅力アップ、描く夢について語り合う「いわむら夏の陣」が開催されました。

岩村城は、日本百名城に認定され、さらに日本の三大山城に数えられるなど、勇壮な石垣に歴史ロマンを感じるファンが多く訪れるだけでなく、定期的な手入れや保護活動によって、地元の方々に愛される町のシンボルです。

この町の宝ものを、これからの観光・まちづくりの中でどのように活かし、守っていくのか、地元主体で考えていこう、という呼びかけによって、今回の夏の陣が開催されることになりました。

 

 

 

当日集まったのは、地元の方々を中心に、城郭研究家加藤理文さん、全国のお城を巡り歩く女性グループ「城ガール隊」など外部からの参加もあり、約50名が集まりました。

「一の陣」から「五の陣」までのグループにわかれ、次の3つのテーマに沿って、アイディア交換をしました。話し合われた意見・アイディアの一部も併せてご紹介いたします。

・岩村城の魅力をアップするにはどうればいいか

・展望ポイントがあったらいい(城跡⇔城下町)  ・城郭が仮想で再現できるアプリを開発 ・ストーリ性を持たせたガイドの育成

・岩村城が町の潤いにつながるにはどうすればいいか

・城跡~城下町への回遊性を高めたい ・お城関連グッズを作る ・岩村主導の着地型観光に取り組む

・岩村城の将来に描く夢は

・たたみ橋や藩主邸の復元 ・国指定史跡、世界遺産へ!! (⇔制約が生じることと表裏一体)

 

いろいろな意見が出た中で、共通していたのは「ずっと地元の人たちで守ってきた城。子どもたちが『岩村城は日本一の城!』と言えるように、町民が整備に参加し、自分たちで守る意識を伝えていくことが大切。」という声でした。

夏の陣の後は懇親会も開かれ、お城の話題は更に盛り上がり絶えませんでした。

町の方々のパワーによって、岩村城がこの先も末永く続いていくことを確信したひと時でした。

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